2020年04月20日

東北北回り 19 8/27 男鹿半島山崎 グリーンタフ

 次の目的地は、金崎から見えていた椿漁港の向こう側の岬です。山崎といいます。ここの岩石は、火山から噴出した火山灰や石がたまってできたものですが、緑色をしているので、グリーンタフと呼ばれています。緑色の凝灰岩という意味です。似たような岩石は、日本海沿いやフォッサマグナ地域でも見られます。ここの岩石にこの名前がつけられ、各地のものでもこう呼ばれるようになりました。
 道路からでも、岬の岩石が緑色をしているのがはっきりとわかります。
男鹿半島山崎 グリーンタフ

 公園の向こう側にあります。公園の駐車場が見えるのでそこに車を入れたいのですが、入口がわかりません。一度、通り過ぎてトンネルで岬を行き過ぎてしまいました。引き返して、手前にあった道から入っていきます。岬の手前で車を駐められそうだったので、そこに駐車しました。
 防波堤を越えて海岸に降りていきます。岩石の緑色をしている部分です。ここのものは濡れると緑色が濃くなるそうです。
男鹿半島山崎 グリーンタフ

 柱のような岩があります。この海岸にはろうそく岩と呼ばれる岩があるそうです。これのことでしょうか。
男鹿半島山崎 ろうそく岩
潮が満ちていて、足元は海の中です。これ以上近づくことはできません。
 他にも鬼の足跡とかいろいろと名前のついた岩があるようです。満潮のために、海岸に沿ってこれ以上奧には進む事ができません。残念ながらあきらめるしかありません。
 海岸で咲いていた、ナデシコの花です。
男鹿半島山崎 ナデシコ

 これも柱のような形をしています。崖にへばりついています。ずれたようにもなっています。ろうそく岩はこちらではないでしょう。
男鹿半島山崎 グリーンタフ

 防波堤に戻り、その上から見た海岸の岩石です。左端の岩が一番青くなっています。グリーンではなく緑青色です。
男鹿半島山崎 グリーンタフ

 海岸沿いを走る道路に戻ります。戻り口のところに説明板があります。何かとみると椿の白岩と書かれています。海岸の岩石と同じものだそうです。白いのは、乾燥しているからでしょう。
男鹿半島山崎 椿の白岩

 再びトンネルを越え、振り返って見た、山崎です。ここの岩石は、椿の白岩と同じ様に真っ白です。
男鹿半島山崎 グリーンタフ

続く...............


posted by ヨッシン at 23:56| 旅行記