船の位置をモニタ画面の地図上に表示しているものが役に立ちます。地図のわりに船が大きいのが難点です。カーナビを船に持ち込んでいますからそれを見てもわかります。電池切れが心配なので、使わないときは電源は入れていません。
金沢を過ぎると、能登半島に沿って北上していくことになります。次にデッキに上がっていったときには、前方に大きな建物とその向こうに風車群が見えていました。建物は山の中腹にあるように見えます。見ていても建物の形はよく分かりません。写真で見ると、建物と海面との間が引き伸ばされたように見えます。現地では分からなかったのですが、蜃気楼が出ていたようです。建物は志賀原子力発電所でした。

後方です。こちら側もみていても海岸線の形がよく分かりませんでした。写真では海岸線付近がなんとなく縦に引き伸ばされているように見えます。

次にあがっていったときには、猿山岬が見えていました。猿山岬の向こうに西出山から大長崎も見えています。

猿山岬の南の海岸です。地層の縞模様がきれいに見えています。

猿山岬を通過します。まだ3時過ぎです。1時間ほど早いようです。岬の位置は灯台の下あたりと思っていました。灯台より少し高いところから右に降りる尾根が下って行った先になります。そのあたりで一番西に付きだしています。岬近辺の地層の縞模様もきれいです。

猿山岬の隣にある西出山です。先端は小崎です。岩質はだいぶ違っているように見えます。

南側です。能登半島の西海岸が続いています。推理小説で有名になったやせの断崖等があります。

船と並ぶように飛んでいる鳥がいました。オオミズナギドリです。

大長崎から南の海岸です。右の方では、地層に沿って土砂か崩れ落ちて平らな面ができています。ケスタ地形といいます。

続く...............